蒸留器　スチーム蒸留システム　150L・250L・350L　詳細情報

■ボイラー^＊１　①銅製円筒状のボイラーの特徴は沸点に達するまで短時間。(状況によりますが約３０分）　
　　　　　　　②給水システムは電気ポンプによるセミオート方式で冷却槽の温水を回収し再利用することにより沸騰時間の短縮と燃費の節約
　　　　　　　　を可能にします。　
　　　　　　　③ボイラーには予備蒸気室が設けられており、過剰に蒸気が造られた場合、蒸気を無駄にしないようにこの蒸気室に送りこみます。　
　　　　　　　④ボイラーには蒸留をコントロールするために必要な温度計、圧力計及び水位計が付いています。　
　　　　　　　⑤ボイラー炉は木材燃焼用が標準ですがガス用に変更することもできます。オプションには自動的に燃料用木材を供給する装置
　　　　　　　　もあります。
■蒸留釜^＊２①ボイラーからの水蒸気は蒸留釜の下部パイプを通して蒸留釜に送られ、水蒸気はスチームディスペンサーで分散されます。
　　　　　　　②圧縮された試料の場合は蒸留釜の中央付近に附属の銅製のシーブトレイ（網）を置き、試料の重量を蒸留釜の中で均一にし、水
　　　　　　　　蒸気が試料を通過しやすくします。
　　　　　　　③蒸留釜には１５０L,２５０L、３５０Lの３サイズがあり、サイズに関わらず蒸留釜には試料がパイプに詰まらないためのシーブトレイ
　　　　　　　　（網）が取り付けてあり、釜一杯に試料を詰めることができます。
　　　　　　　④釜には開閉用クランプ、水蒸気漏れ防止用ガスケット及び釜の蓋（重量があります）の開閉を容易にする為にカウンターウエイト
　　　　　　　　付き滑車が含まれています。
■冷却槽^＊３ ①アルコールの場合は冷却槽上部に取り付けてある２つの精製プレートを通してから（エッセンシャルオイルの場合は精製プレート
　　　　　　　　は必要ありません）、冷却槽に水蒸気が送られます。冷却槽にはセミオートの給水器が付いており、温水はボイラーに戻して再
　　　　　　　　利用します。
　　　　　　　 ②アルコール蒸留の場合はフィルター付きパロットスパウト及びアルコールメーターを取り付けます。