蒸留器　アランビック　ウォーターバス　３．０L用　詳細情報

□ウォーターバスに水を入れてからポットを入れて強火のガスコンロにかけます。バスの水温が９０℃位になると
　ポットの中の試料の温度は４℃～６℃低い、８４℃～８６℃になり、沸点が７６℃前後のアルコール蒸留には最適の
　温度となり、粘度の高い試料（どぶろく等）も湯煎状態になるのでポットの底に焦げ付かず、繊細な香りの抽出
　やアルコール蒸留には欠かせないアイテムです。

□３．０Lサイズですとバスに１７００ｍｌの水を入れて、沸騰するまで１５分位（室温・高度による）でその時点でポットの中の
　試料（実験は水で行いました）の温度は既に７２℃～７８℃位になっており、アルコールの蒸発が始まります。

□ウォーターバスを使用した場合は、ポット内の温度は９４℃～９５℃前後までしか上がりませんので沸点がそれ以
　上の試料の蒸留には適しません。

□ポットをウォーターバスに入れ、水はポットを入れた状態でウォーターバスの半分以下にします。それ以上水を入
　れるとポットの中の水が沸騰した際に熱湯がウォーターバスから飛びはじけて危険です。（ポットに熱を早く伝えるウォーター
　　バスの構造及びポット自体が熱を持ち、ウォーターバスの水が触れることにより起こります）
　　